1. まず一番大切な事は、靴のサイズの事を理解して、自分の足のサイズと靴のサイズを合わせる事です。日本の靴のサイズ表記はCmで表記されておりますが、アメリカ、イギリスはインチ表記ですし、フランス、イタリア等ヨーロッパはヨーロッパサイズ表記の、37・38・等の番号になります。大よその換算ですが、25Cmはアメリカサイズで7インチ、イギリス表記で6.5インチ、ヨーロッパ表記で40になります。ただしメーカーさんによっては微妙に変わります。
  2. 靴のサイズの表記の基本は、足長(踵からつま先の先端までの長さ)と足囲(親指と小指の付け根の周囲を計った長さ)の関係でD・E・F等の表示に成ります。ですから足の幅が広いだけでは幅広の足とは言えません、足長が短い場合には幅広の足になります。
  3. 靴も同じ様な関係で設計されております、ですから先ずは自分の足と靴が合っている事が大前提です。足長が合っているか(つま先は靴の先端から7mmから15mmの余裕が必要ですし、また靴の幅の広い所と足の幅が合っている事も大事です。靴は靴の幅の広い所で曲がる様に設計されていますから、足の曲がる所と靴の曲がる所が同じ所で無いと履き難い靴に成ってしまいます。
  4. また最近多いのは、スニーカーのサイズで靴を選ぶ方です、スニーカー等の専門用の靴はつま先に殆ど余裕を取っておりません、ですから靴より表示サイズが大き目になります、大よそですが経験ではスニーカーサイズは靴のサイズより約1Cm大きく表示されてます。スニーカーサイズで28Cmの方は靴のサイズでは27Cmで合う場合が多いです。
  5. 他には甲の厚みも関係します、特に足先の部分前の甲の厚みは最近薄い方が増えております、余り過ぎですと足が靴の中で動いてしまい歩き難い靴に成ります。幅が合っていれば中敷等で調整方法は有りますから、靴屋にご相談下さい。
  6. デザインも靴を選ぶ時には重要な要素ですが、足と靴がバランス良く合う事も靴を選ぶ時には重要な要素です、足に合った靴は履き易く永く履けます。